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ホンダの「本田技研労働組合埼玉支部」(狭山市)が、障害者向け就労支援教材を、狭山市の「市障害者就労支援センター」に寄贈しました。「市のために役立ちたい」と組合員がカンパし、購入したそうです。
教材は、ノートや鉛筆などの文具類、それらを収納するラック、パソコンなど。文具やラックは仕分け作業の訓練に、パソコンは文書作成や計算などに使用するということです。就職のための能力向上や、適性を判断するための材料になるといいます。
企業の障害者法定雇用率は今年4月、それまでの1・8%から2%に拡大されましたが、仕事が続かず辞める人が少なくないといいます。市障害者福祉課は「寄贈は大変ありがたい。能力向上や適性判断に利用させていただき、一人でも多く、職場に定着できるようにしたい」と話しています。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130527/CK2013052702000136.html