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狭山市立智光山公園内にある老人福祉センター宝荘は、柏原保育所(園児115人)にカブトムシの幼虫「まんじゅう虫」をプレゼントしました。
この幼虫は、宝荘のお年寄りや職員が、施設周辺の雑木林の清掃で集めたコナラやクヌギの落ち葉などを利用して飼育したもので、約10年前から保育所に贈って喜ばれています。
当日は、宝荘職員が体長4~6センチの幼虫60匹と堆肥を持参して、保育所の園庭で大きなたらいに移されました。初めて見る幼虫に園児たちは「動いていてくすぐったかった」「ふわふわして柔らかい」と大興奮し、「カブトムシは黒いのになぜ白いの?」「どうやって口に食べ物を運ぶの?」「オス、メスの見分け方は?」などと興味津々に質問していました。
「幼虫はおよそ1カ月で成虫になる」と職員は説明。園児たちは育て方を教えてくれた職員に「ありがとう。大切に育てます」と大きな声でお礼を述べていました。保育士は「園児たちは成長の過程をよく観察し、育てることで生命の大切さを教えることができる」と感謝していました。
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http://www.saitama-np.co.jp/news05/24/01.html