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飯能、日高、狭山の三市でつくる一部事務組合「広域飯能斎場組合」(管理者=沢辺瀞壱飯能市長)は14日、同組合の前身の旧埼玉西部広域事務組合の2012年度決算で約1,600万円の使途不明金が見つかったと発表しました。当時の出納担当だった男性職員が着服した可能性があるといい、組合はこの職員に返還を求めるとともに、飯能署に届け出ました。
組合によると、使途不明金は今月10日に発覚。消防特別会計の決算を作成中、歳入歳出のつじつまが合わないことが分かったということです。関係者によると、組合幹部らが出納担当の男性職員に事情を聴いたところ、着服の事実をおおむね認めたといいます。組合は11日に飯能署に相談し、13日には沢辺市長が署に捜査を直接要請しました。
組合によると、消防特会の決算は、この男性職員を含む3人で作成していたということです。沢辺市長は「事実関係が判明次第、関係者の処分などを行い、チェック体制強化を図る」と述べました。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20130515/CK2013051502000138.html