小学生から高齢者まで取得できる無線通信の国家試験!
狭山市では2か月に1回、狭山市駅西口前の狭山市産業労働センターにて総務省の国家資格である「第四級アマチュア無線技士養成課程講習会」が開催されています。現在10月期の講習会が募集中です。
【開催概要】
- 開催日:2023年10月21日(土)、22日(日)
- 時間:1日目9:30~17:50 2日目9:30~16:00ごろ
(※試験時間により最終日の時間は変動) - 場所:狭山市産業労働センター
- 講習会日:18歳以下9,850円、一般23,150円
- 主催:一般財団法人日本アマチュア無線振興協会
- 後援:狭山市教育委員会 入間市教育委員会
- 運営:スタークラブ
【お申込み方法】
- 郵送の場合:狭山市産業労働センターの窓口で受け取れる申込用紙に記入の上スタークラブ宛に郵送
- インターネットの場合:こちらのスタークラブサイトからお申し込みください
狭山市開催では98%以上の人が合格!
狭山市開催の講習会では、合格率98%以上で、小学生や中学生も続々合格しています。狭山市での最年少は6歳で国家資格を取得しています。
講習会に参加すると何が学べるか?
養成課程講習会では小学生から高齢者までが学べるような内容で、大きく分けて法規と無線工学の2種類を学びます。
日本には「電波法」と呼ばれる電波に関する法律があります。電波法では、携帯電話・スマートフォン、WiFiなどインターネット時代に必要な事に関連するルールや知識、電波の利用範囲などを学びます。
無線工学では、電気がどのようなもので、それらをつかってどうやって電気製品ができあがっていくか、そして電波はどういったもので、通信するための機器がどのような仕組みで動作して、どのようにして地球上や宇宙に電波が飛んでいくのかなどを学びます。
国家資格が取得できます
そしてこれらを2日間学んだ最後に簡単なテストを行い、これに合格すると総務省が発行する無線従事者免許「第四級アマチュア無線技士」の取得ができます。講習会の後にわざわざ遠方まで国家資格を受けに行く必要もありません。
合格後1か月程度で以下のような無線従事者免許証が届きます。
第四級アマチュア無線技士を持っていると何ができるか?
ここでは、主にどのようなことができるかをご紹介します。(より詳しくは総務省のウェブサイトなどをご覧ください。)
▼最大20Wまでの強力な電波が出せる!
携帯電話などは1W未満の微弱な電波ですが、最大20Wも出せるため、基地局が無くても遠方と音声通話が楽しめます。機器やアンテナ、気象条件にもよりますが、地球の裏側のブラジルや月面との通信も可能です。携帯電話が利用できない場所での通信網として、レジャーや災害時の活用で注目を浴びています。
▼広い周波数帯が利用可能
携帯電話は700MHz~3.5GHz帯という範囲の周波数を使って通信を行っていますが、135kHz~250GHzまでと広い範囲の電波が利用可能です。(※この範囲でも第四級では制限されている周波数帯もあります)
▼理系の研究・実験などでも活用できる
通信装置の開発や、より強い電波を発するIoT製品などを制作、研究する場合にはこの国家資格を取得していれば、実験や研究も電波法に則って実行可能です。
▼レーシングドローンなどでも利用されている
レーシングドローンなどで利用されている5.8GHzの周波数帯で映像を送信するカメラを利用する場合はアマチュア無線の資格が必要になります。
スマートフォン時代に持っていたい国家資格
これだけ、電気や電波が当たり前の時代ですが、皆さんは電波や電気についてしっかりと説明できるでしょうか?電波にはどのような種類があってどのように飛んでいくか?スマートフォン時代だからこそ、これらの仕組みやルールが学べる国家資格を取得するのは、非常に価値があります。
狭山市で2か月に1回この国家資格を取得するチャンスがあります。講習会が行われているうちに友人や家族みんなで取得して、日常的に活用し、災害時の備えとしても準備しておいてはいかがでしょうか。
詳しくはこちらのスタークラブの公式サイトよりご覧ください。