セコムラガッツは来期よりラグビーのトップリーグに挑戦決定!
一般社団法人ジャパンラグビーリーグワン(JRLO)は1月31日公式サイトにて、2024-2025シーズンから新たに3チームの新規加入を決定したことを発表しました。1月29日に行われたジャパンラグビーリーグワンの臨時理事会において2023年末までにエントリーしていた4チームのうち、参入審査基準を満たしたチームを3チーム選考したということです。
この中に、狭山市を本拠地とする社会人ラグビーチーム「セコムラガッツ」が入り、2024-25シーズンからは、ディビジョン1~3までで構成されたリーグワンのディビジョン3に所属し、リーグへの挑戦が始まります。ラガッツの審査結果は4チーム中トップで、財務状況と今期の成績がどのチームよりも上回り、文句なしのリーグ入りとなりました。
セコムラガッツは先日、社会人3地域のトップリーグが順位を決める大会で、見事優勝し、社会人リーグ3地域の中で王者に輝きました。
リーグワン・ディビジョン3に新規参入を果たしたチームは以下の3チームです。
- セコムラガッツ
- ヤクルトレビンズ
- LeRIRO福岡
ヤクルトレビンズは同じ社会人トップイーストリーグでも競い合い、また3地域の順位決定戦でも決勝で対戦した対戦相手になります。
セコムラガッツは今後狭山を本拠地とするのか?
リーグワンの新規参入チームにはスタジアムに関する要件を満たしていく必要があります。その条件は以下の通りで、現在狭山市柏原地区にあるセコムラグビーフィールドはその条件を満たしていません。
- 収容規模3,000人以上
- ホストエリアないし、セカンダリーエリアに存在 (複数可)
- 2024-25シーズンにおいてホストゲームの5割を実施(複数可)
- ホストスタジアムにおいて安心・安全な環境を実現
- スタジアムの施設基準については、別途定める
狭山市のラグビーファンの間では、リーグワンに行っても狭山を本拠地としてくれるかというところが気になるところでしたが、要件充足確認結果には、現在のセコムラグビーフィールドにおいて将来に向けた具体的な計画を有しているとしているため、具体的な内容は未定ではあるものの、狭山市柏原のラグビーフィールドの改修が進み、2025-2026シーズンよりこの要件を満たすスタジアムとしてスタートするようです。
とりあえずラガッツについては一安心とはいえ、リーグのディビジョンが上がっていけばそれなりの競技場が必要になり、ASエルフェンが本拠地を移動することになったように、プロチームの受け皿となる競技場や体育館が無い狭山市にとって、地域の活性化という観点では1つの課題でもあるのかもしれません。