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狭山の隠れた名所!入間基地「修武台記念館」をご存知ですか?
狭山市民にはおなじみの航空自衛隊入間基地ですが、実は基地内に、航空ファン必見の歴史資料館「修武台記念館」があるのをご存知ですか?
この記念館、もともとは1938年に陸軍航空士官学校の校舎として建てられた建物です。戦後は米軍に接収され、ジョンソン基地司令部として使用された歴史を持ちます。1978年に返還された後は、航空自衛隊の歴史資料館、自衛官のための教育施設として生まれ変わりました。
館内には、旧日本軍から現代の自衛隊まで、日本の航空史を彩る貴重な資料が展示されています。
見どころ
- 特攻機「桜花」の実物:大戦末期に開発された特攻兵器。その実物を見ることができるのは、全国でもここだけです。
- 一式戦闘機「隼」の残骸:太平洋戦争で活躍した名戦闘機。当時の激戦を物語る貴重な展示です。
- 加藤建夫中佐の遺品:隼戦闘機隊を率いた名指揮官の遺品から、当時の息吹を感じ取ることができます。
- 檜與平少佐の義足:空中戦で片足を失いながらも、義足で戦闘機に乗り続けたパイロットの不屈の精神に感動します。
その他にも、航空機エンジンやプロペラ、爆弾など、興味深い展示品が数多く揃っています。
普段は非公開ですが、見学会に参加することで見学が可能です。現在2月15日(土)に開催される見学会の募集が行われています(応募受付~1/31まで)。航空史に興味のある方は、ぜひ訪れてみてください。
見学会についての詳細と応募は入間基地の修武台見学会のページで行っています
※ 最新の情報は航空自衛隊入間基地のホームページ等でご確認ください。