プレイオフホーム開催初戦に向けて、リーグ2位の香川と対戦
2023‐2024B3リーグの最終戦、さいたまブロンコスはリーグ2位の香川ファイブアローズとアウェイの高松市総合体育館にて対戦しました。すでに上位チームは順位が確定しているとはいえ、プレイオフに向けた重要な一戦でもあります。
4月6日(土)に行われたB3リーグ最終節(第26節)1戦目は、前半40-29と香川が11点差をつけて折り返すも3Qブロンコスが#40ジョーダン・フェイゾン選手や#14佐藤選手らの活躍が光り3Qに53-51と2点差まで追い上げます。
4Qは接戦となり、ブロンコスは残り33秒で80-77と1ポゼッション差に迫ります。しかしファールゲームとなった最後は香川の厳しいディフェンスを突破できずに84-79で香川ファイブアローズに軍配が上がりました。
ゲーム終了後、薮内ヘッドコーチからはプレイオフに向けたゲームとして、この日の内容の酷さの指摘がありました。
続く2戦目4月7日(日)のゲームも見ごたえのある接戦となりました。前半は前日と同じような展開で、54-41と香川が13点リードで後半に入ります。3Qに入り#8五十嵐選手が攻守で躍動し、リバウンド、3Pなどでチームに勢いをつけ、7点差に詰め寄ります。4Q残り57秒で、ブロンコスは#14キャプテン佐藤選手からインサイドに入った#40フェイゾン選手にボールが入りバスケットカウント。フリースローも慎重に決め、94-92となり、前日と同じような展開となります。最後はフリーを作った香川の#16松井選手が35秒で3Pを決め、これが決勝点となり、最後の#14佐藤選手のハーフコートからの3Pも決まらずに、ゲームセット97-94で香川が2連勝で勝利しました。
最終戦26節は2連敗とはなったものの、2位香川に対して驚異的な追い上げを見せるなど、プレイオフに期待を持てる内容となりました。
プレイオフトーナメントが決定
B3リーグはプレイオフトーナメントが決定し、さいたまブロンコスは4位となったため、最終的にホームコートアドバンテージをもってプレイオフ入りが確定しました。プレイオフは2024年4月19日~5月12日にかけて行われます。
今シーズンのBリーグ規定では、シーズン終了後、上位2クラブがB2への自動昇格が決定しています。そのため入替戦の実施はありません。
狭山市出身選手のいる豊田合成スコーピオンズがシーズン最終戦
狭山市出身の波多智也選手が所属する豊田合成スコーピオンズは今シーズンでB3リーグからの撤退を表明しています。そのスコーピオンズの第26節最終節は1勝1敗となり、B3リーグ18チーム中17位でシーズンを終了しました。3月10日の鹿児島戦以来出場機会がなかった波多選手は最終節もプレーがありませんでした。