小学生でも続々合格中!電波・電気の基礎を学ぶ国家資格!
狭山市駅前で2か月に1回開催されている国家資格取得セミナー「第四級アマチュア無線技士養成課程講習会」では、小学生から80歳をこえる高齢者までが続々と資格を取得しています。
テレビやラジオ放送、携帯電話など電波を使った製品は当たり前のようにあるものの、その「電波」についての基本知識を持っている人は非常に少ないのが現実です。
ほとんどの人がスマートフォンなどの通信機器に頼って生活している今だからこそ、これらの基礎が学べるアマチュア無線技士の資格を取得することはこれからの社会では文系理系問わずとても有効です。
アマチュア無線の資格を取得する際に養成課程講習会を受講すれば合格率が95%以上と高確率で無線技士の国家資格を取得する事が可能です。この講習会では、無線通信の基本となる「電気」や「電波」の基礎や「電波法」について学ぶため、スマートフォンの基本ともなっている無線通信への理解が深まります。
携帯電話の1,000倍以上強力な電波が扱える!
アマチュア無線技士の国家資格を取得すると、携帯電話の1,000倍以上強力な電波での通信が可能になります。これにより、世界中のアマチュア無線家との交信が可能になります。電波は地球や宇宙の環境で飛び方が変わってくるため、それら自然科学についても興味が広がります。
国家資格の免許があれば、IoT製品などの通信機器の開発や電波を使った研究などでも様々な種類の電波の利用が許されるため、テクノロジー系の分野に進む場合でも持っていて損はない資格です。
災害時にも使える通信網として期待されている
アマチュア無線は携帯電話などのように基地局を利用した通信を行うものではないため、直接端末から端末へと電波を飛ばすのが基本です。
大規模災害などが発生し、携帯電話の基地局が故障したり、停電により電力供給がされなくなった基地局は機能しなくなります。
しかし、直接端末同士で通信を行う無線機であれば、災害時でも利用可能です。
6月15日、16日の2日間で国家資格取得!
アマチュア無線技士の国家資格を取得するためには、国家試験に合格するか、養成課程講習会を受講して取得するという2通りの取得方法があります。合格への最短経路は後者の「養成課程講習会の受講」です。受講者の95%以上が国家資格に合格しています。
狭山市では2か月に一度狭山市駅西口の産業労働センターにて養成課程講習会が開催されています。この講習会では、98%以上の合格率を誇り、2017年から2024年4月1日までに、1,634名のアマチュア無線技士を排出しています。小学生から高齢者まで多くの方が受講しており、親子での参加する家族も多数いるようです。
【6月養成課程講習会の概要】
- 開催日:2024年6月15日、16日の2日間
- 時 間:1日目9時30分~17時50分 2日目9時30分~16時30分ごろまで(※)
※2日目に補講が発生した場合は17時30分ごろまでになります。 - 受講料:18歳以下9,850円 一般23,150円
- 申 込:ネットまたは郵送(詳しくはスタークラブウェブサイトへ)
日本アマチュア無線振興協会が7月より値上げを発表
養成課程講習会の主催団体である日本アマチュア無線振興協会(通称:JARD)は2024年以降養成課程講習会の受講料の値上げを発表しています。そのため、7月以降講習会を申し込む場合は新しい料金での受講料になります。その前に受講されることをお勧めします。
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