場所 カテゴリー: お茶
狭山茶は今からおよそ8百年前鎌倉時代に始まり、当時より山城・大和・伊勢・駿河と並ぶ銘園五場の一つに数えられてまいりました。
その後、茶の湯と共に定着し、特に茶の大衆化が図られた江戸時代からは本格的な茶業として発展し、現在に至っています。
当園は、明治時代初期より茶の栽培を始め、大正三年に「手もみ茶」の製造を開始、現在では約1万坪の茶園と契約農家さんより摘み取られた茶葉を、コンピューターを駆使した製茶工場で、品質管理に万全を期し、良質の茶を一貫製造しております。
以前より「色は静岡、香は宇治よ、味は狭山でとどめさす」と、世に評判を高めていた自慢の味は、こうして今も変わることなく確かな伝統と技術で受け継がれております。
なお、当園の茶は深蒸し茶が大半を占めておりますが、狭山茶の特徴は深蒸し茶です。
お茶の「うまみ」を最大限に引き出すために、普通煎茶に比べ製法上蒸す時間が長くなっております。
時間をかけて蒸すことにより、茶葉の芯まで蒸されるので葉切れをおこし、葉が砕けることにより姿形が細かくなってしまいます。
しかしその分、水色は鮮やかな緑色となり、味は甘みが増しお茶本来の「コク」を引き出すことができます。
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