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1987年3月から利用が開始された有料橋が無料化
1981年(昭和56年)11月に着工し、1987年3月に完成、有料にて通行が開始した通称「有料橋」が2021年7月28日(水)より無料開放されました。
7月27日までの通行料金は、軽車両(自転車など):20円、普通車:150円、大型車Ⅰ:280円(途中から290円に値上げ)、大型車Ⅱ:600円(途中から610円に値上げ)でした。
開通日の通勤時間帯は多くの車が利用しており、早朝から通勤・通学のピーク時間をこえ朝9時を超えても渋滞が続いていました。朝の渋滞は16号側から橋を渡り狭山日高工業団地へ抜ける側が大渋滞を起こしていたため、夕方はその逆の混雑が予想されます。
いるまがわ大橋、昭代橋は渋滞軽減
元有料橋の北側にかかる「いるまがわ大橋」、南側の「昭代橋」は通勤時間になると慢性的な渋滞に陥っていましたが、無料化当日の7月28日の朝、渋滞する時間帯は嘘のようにスムーズに通行できる状態でした。
狭山環状道路は、圏央道の開通や2020年3月に所沢区間が開通になった東京狭山線の整備により圏央道狭山日高ICの利用者や工業団地で働く人たちの重要な道路となってきました。無料開放当日にこの渋滞を見ると、いかに迂回していた利用者が多かったかが分かります。
利用する橋はGoogleMapなどの混雑状況により選択
今後は渋滞なども懸念されますが、無料化により入間川にかかる3つの橋はその渋滞状況などを注視しながら選択することになります。環状道路から東京狭山線に入る道路は信号機も多いため、断続的な渋滞が長く続く道路としても知られています。
今後は入間川を渡る橋の選択肢が増えた為、どの橋を利用するかなどはGoogle Mapの渋滞情報などを注視しながら選択する必要がありそうです。