Photo : (C) IRUMA AIR BASE.
航空自衛隊入間基地の中には、「修武台記念館」と呼ばれる自衛隊員のための教育施設があります。今まで一般公開されることがありませんでしたが、4年前に改修され綺麗になったこの記念館が一般にも公開されます。
記念館内には、旧日本海軍の特殊攻撃機や日本で初めて飛行した動力飛行機「アンリ・ファルマン号」の実機などが展示されています。
Photo : (C) IRUMA AIR BASE.
今回の一般公開は試験的なもので、1日限定で平日に公開されます。
【公開日時】
2016年9月26日(月)
午前の部9:00~11:30(受付9:00~)
午後の部13:00~15:30(受付13:00~)
修武台記念館は第二次世界大戦開戦前の1938年(昭和13年)、陸軍航空士官学校の校舎として建設されたもので、終戦後はジョンソン基地となり、米軍の司令部として利用されていました。1978年(昭和53年)に米軍から全面返還された後、1986年(昭和61年)より教育施設として、旧日本軍や自衛隊の歴史資料館として開館したものの一般公開はされていませんでした。2005年(平成17年)には建物の老朽化のためリニューアルの工事が行われ2012年(平成24年)に新しい建物になりました。
展示されているアンリ・ファルマン機は元々陸軍航空士官学校で保管されていたものの戦後は米軍のものとなり米国オハイオ州のライトパターソン空軍基地に収蔵されていました。しかし日米修好100周年を迎えた1960年(昭和35年)に返還され、千代田区の交通博物館で展示していたものを2008年から入間基地内で保管し、李ニューアルされた航空歴史資料館 修武台記念館に展示したものです。
お申込み・お問合せは航空自衛隊入間基地の公式サイトにてご確認ください。
http://www.mod.go.jp/asdf/iruma/kouhou/kinenkan/kengaku.pdf
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